団扇に書かれた作品
(訳) 風が寒く吹くので、木の葉が次第に吹き払われていく夜ごとに、残るくまもなく庭中にさえざえと差してくる月の光よ。
(私注) すみとおって身も寒々となるような、冬の月も光の明るさを感じさせる歌である。作者の冴えた才能を感じさせる歌である。