AC alternating current

 

 交流のこと。日常生活では、家庭やオフィスの電源コンセントに供給されている電源のことを指す場合が多い。日本国内では弱電機器用として100V(60Hzまたは50Hz)、エアコンなどの大電力家電用として単相200V、業務用の強電機器用として3相200Vの3種類が供給されている。

 

Access アクセス

 

 マイクロソフトが販売するデータベースソフト。パソコン用のデータベースソフトとしては圧倒的なシェアを占めている。アプリケーションを開発する機能も備えている。99年7月時点の最新版はAccess 2000。

 

Acrobat アクロバット

 

 PDFファイルを作成・閲覧するためのソフト。米アドビシステムズがページ記述言語PostScriptの技術をベースに開発、93年6月に発表した。97年5月には2バイトの日本語フォントも扱える日本語版Adobe Acrobat 3.0Jが登場。99年6月には、Webページ用のHTMLファイルやMicrosoft Officeのファイルを簡単にPDFファイルに変換する機能を備えた「4.0日本語版」が発売された。

 PDFファイルを閲覧するソフトAcrobat Readerは、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。Acrobat Readerを、Internet ExplorerやNavigatorなどのWebブラウザーに組み込むと、ブラウザーの中でPDFファイルを見たり印刷したりできる。

 

Active Channel アクティブチャネル

 

 Windows 98やInternet Explorer(IE) 4が備えるプッシュ型情報配信機能、またはそれに対応したコンテンツを提供しているWebサイトのこと。CDFを利用し、Windowsのデスクトップ上にインターネットなどを経由して情報を配信し、表示する。情報の内容はユーザーや情報提供側が設定したスケジュールに従って自動的に更新される。ただし、IE 4の次バージョン、IE 5にはActive Channelの機能は搭載されなかった。

 

ActiveX アクティブエックス

 

 米マイクロソフトが96年3月に発表したインターネット関連技術の総称。「ActiveXコントロール」、「ActiveXスクリプト」、「ActiveXドキュメント」などの技術で構成される。ActiveXという名称は、この技術を使うことで従来の文字や画像中心のスタティック(静的)なWebページを、もっとアクティブ(動的)なものに変えるという意味がある。

 例えば「ActiveXコントロール」を利用することで、Webページで音声や動画を利用したり、Webサーバーとクライアントで情報をやり取りする対話性を持たせることなどができる。

 「ActiveXスクリプト」では、VBスクリプトやJavaスクリプトなどのスクリプトを使い、 クライアント側で簡単なプログラムを実行することが可能になる。 スクリプトからActiveXコントロールやJavaアプレットなどをコントロールすることもできる。

 そのほか「ActiveXドキュメント」という技術を使えば、通常のHTML形式のデータだけでなくMicrosoft Officeなどのアプリケーションのドキュメントもそのままブラウザーで表示、操作できる。

 ActiveXが対応するOSはWindows 95/98/NT/2000。利用するには、Webブラウザーもこれに対応していなければならない。マイクロソフトのInternet Explorer 3.0以降ではActiveXが使える。

 

ActiveXコントロール ActiveX control

 

 米マイクロソフトが開発した、Webページで音声や動画を利用したり、Webサーバーとクライアントで情報をやり取りする対話機能を実現するWindows上で動くプログラム。もともとOLEコントロール(OCX)と呼ばれていたが、同社はインターネットでの利用を考慮して機能を拡張し、名前を変更した。COMとDCOMという技術を基盤にしている。

 

AGP accelerated graphics port

 

 米インテルが96年5月に発表したグラフィックス専用のインタフェース。3次元画像や動画などの大容量のグラフィックスデータを高速にやりとりするために、従来のPCIバスとは独立している。

 転送速度は、現在パソコンで使われているPCIバスの最大133MB/秒に比べ、1Xモードで266MB/秒、2Xモードで533MB/秒、4Xモードで1GB/秒と向上している。AGPでは、グラフィックスチップがメインメモリーにアクセスすることもできる。このため大容量のテクスチャーデータをメインメモリーに保持しておき、より高精細な3次元画像を表示させられる。

 AGPの機能はチップセットに含まれる。デスクトップ用、ノート用含め、現在出荷されているほとんどのチップセットはAGPに対応している。

 

AI変換

 

 日本語入力ソフトで、関連する単語の意味を参照して、かな漢字変換を行う方式。80年代前半に、AI(人工知能)の分野でこのような研究がされていたことから、AI変換という呼び方が定着した。係り受け変換と呼ぶ場合もある。

 従来の変換は主に文法に基づいたルール(構文解析)に頼っていたため、文法的には正しくても意味的に正しくない変換を行うことがあった。例えば、「桜が」という文節の後に「さく」という文字列がつながった時、文法ルールだけでは必ずしも「咲く」とは変換されず、「裂く」「割く」などと変換される場合も出てくる。しかし、AI変換なら「主語が(花)ならば、『さく』は『咲く』」という意味的なルールで補い、「桜が」の後に「咲く」と変換できる。

 多くのパソコンユーザーにとってAI変換が身近になったのは、ジャストシステムが93年4月に発売した一太郎Ver.5に添付したATOK8から。現在はATOK以外にもマイクロソフトのMS-IME、エー・アイ・ソフトのWXG、バックスのVJE-Deltaなど、多くの日本語入力ソフトがAI変換機能を装備している。

 

Amazon.com アマゾン・ドット・コム

 

 米アマゾン・ドット・コムが運営する書籍、音楽CD、ビデオなどを販売するWebサイト。95年6月にスタートしたオンラインショッピングサイトの先駆け的な存在。98年(1〜12月)の売上高は6億900万ドルにのぼる。

 

AMI BIOS

 

 BIOSメーカーの大手である米アメリカン・メガトレンドのBIOSの製品名。米フェニックス・テクノロジーズや米アワード・ソフトウエア・インターナショナルなどのBIOS製品とともに、DOS/V機(PC AT互換機)用BIOSとして大きなシェアがある。

 

ANK文字 alphanumeric and kana character

 

 アルファベットと数字・記号、カナ文字の総称。JISコード(JIS X0201)で8ビット(1バイト)の値が割り当てられている。画面上では通常半角文字として表示される。これに対して漢字は数千種類あり、8ビット(指定できる文字数は2の8乗=256)の範囲では扱いきれず、コードには16ビット(2バイト)必要になる。

 

anonymous FTP アノニマスFTP

 

 インターネット上で公開されている、だれでも利用できるFTPサーバー。またはそのようなサーバーに接続すること。特定のIDやパスワードを入力しなくても、データやソフトなどを入手できる。anonymous FTPをサポートするサイトを利用する際にはNameに「anonymous」を入力する。パスワードにはメールアドレスを入力するのがマナーとされている。Webブラウザーからanonymous FTPを使う場合には、事前にメールアドレスをパスワードとして送信するよう設定していないとアクセスできないサイトもある。

 

API application programming interface

 

 ソフトウエアの機能の一部をほかのプログラムが利用できるよう、そのソフトウエアが公開する関数や手続きの集まりのこと。OSなどに用意されている。

 例えばOSが公開するAPIとしては、入出力の処理やファイル管理、メモリー管理、ウインドウ管理などがある。

 

ASCIIコード

 

 英数字の最も標準的な文字コード体系。ASCII(アスキー)はAmerican Standard Code for Information Interchangeの略。63年にANSI(米国規格協会)が制定した。

 コンピューターでは文字にコードを割り当てて利用しており、文字や記号、制御符号などが一致していないとコンピューター間で正しくデータを伝送できない。ASCIIコードはこうした情報交換に利用するため規定された。

 1文字を7ビットのコードで表す。例えば、「A」は7ビットの2進数で1000001、「W」は1010111となる。英語用の規格のため、ひらがなやカタカナは割り当てられていない。ASCIIコードにカタカナ用のコードなどを加えたものがJISコードである。

 

ATAPI アタピー;AT attachment packet interface

 

  パソコンとハードディスクを接続するエンハンストIDEインタフェースをANSI(米国規格協会)で標準化した規格。ATAがハードディスク用の規格であるのに対して、ATAPIはCD-ROMやテープストリーマーなどのハードディスク以外の補助記憶装置を接続するための規格である。ATAPIではモードによって複数の転送速度をサポートしている。例えば、マルチワードDMAのモード2では最大16.7MB/秒となっている。従来、ATAとATAPIは別の規格として扱われてきたが、98年に策定されたATA-4では「ATA/ATAPI-4」として規格が統一された。

 

Athlon アスロン

 

 米AMDが98年10月にK7(開発コード名)として発表した次世代CPU。新設計のCPUコアを搭載する。99年6月に製品名が発表され出荷が開始された。

 FSBは200MHzで、当初の動作周波数は500/550/600MHz。K6シリーズの弱点とされていた浮動小数点演算が強化されており、K6にはなかったマルチプロセッサー機能も持つ。3DNow!も拡張され、24個の命令が追加された。2次キャッシュ専用のバスを装備し、512KBから最大8MBの2次キャッシュを搭載することができる。マザーボードへの搭載には「スロットA」と呼ばれる新しいスロットを用いる。

 

ATM asynchronous transfer mode

 

 低速、高速のデータ通信、音声、動画像など、さまざまな様式のデータを、53バイトの固定長データ(セル)に分割して送受信する通信方式。非同期転送モードともいう。

 あて先情報を持つセルは、ATMスイッチと呼ばれる交換機により、受信先ごとに振り分けられて受信先に届く。仕組みとしてはパケット交換システムに似ている。光ファイバーなど、次世代の高速通信回線を有効活用するために開発され、電話会社などが実用化に取り組んでいる。また、この技術をLANに応用したATM LANが使われ始めており、またプロバイダーのバックボーン回線などにも応用が始まっている。

 

ATM交換システム ATM switching system

 

 ATMを使った通信交換サービス方式。光ファイバーなどの高速回線を前提に、音声や低速、高速のデータ転送を統合する。パケット交換サービスのように、データを固定長のパケットに分割し、あて先情報を付加して送信、ATM交換機はあて先情報に従い、受信先にデータを配信する。仕組みはパケット交換サービスに似ているが、高品質の高速回線を前提として通信手順などを簡素化し、さらに高速で動作するATM交換機を利用してデータの遅延を少なくした。このため、パケット交換サービスでは難しかった動画転送なども可能となった。ATM交換システムは、次世代のISDN(B-ISDN)への適用が期待されており、電気通信事業者などが実用化に取り組んでいる。

 

ATOK エイトック

 

 ジャストシステムの日本語入力ソフト。ワープロソフトの一太郎など、同社の製品に添付しているほか、単体製品としても販売している。99年6月時点での最新版はWindows 95/98用がATOK12、Mac OS用がATOK12 for Macintosh。99年秋にはWindows 95/98用のATOK13を発売する予定。このほか、同社ではATOKの派生製品も販売、開発を行っている。Voice ATOKは、音声対応版。音声認識ソフトと組み合せて、音声による日本語入力ができる。ATOKスマイルは、同社の小学生向けワープロソフトの一太郎スマイルに付属する製品。小学生の漢字学習のレベルに合わせて、1、2年生用、3、4年生用、5、6年生用の3種類の変換辞書を持つ。ATOK Pocket for Windows CEはWindows CE用の日本語入力ソフト。ATOK12 SE(Standard Edition)for Linuxは、99年7月にターボリナックス ジャパン(旧パシフィック・ハイテック)が発売したTurboLinux 日本語版 4.0にバンドルしたLinux対応版。99年秋には、ATOK12と同等の変換機能などを備えたATOK for Linux(仮称)を発売する予定。ATOK Serverは、クライアントサーバー型の日本語入力ソフト。Java仮想マシンに対応したクライアント上で使用できる。変換のための辞書はサーバー側に置くため、異なるクライアントで同一の日本語変換を実現できる。99年秋以降に製品化の予定。

 

ATX

 

 米インテルが96年2月に発表したDOS/V機(PC AT互換機)用マザーボードの規格。ボードの寸法だけでなく、CPUやコネクター、電源、ドライブベイなどの位置についての推奨仕様が明示されている。これは、CPUの高速化に伴うノイズ対策や発熱対策を容易にすることが目的。例えば、ケーブルの引き回しを少なくすることで発生するノイズを減らし、電源とCPUを隣接させることでCPUの熱を電源のファンで放散させやすくしてある。

 

autoexec.bat オートエグゼックバット

 

 MS-DOSで、起動した直後に自動的に実行される特別なバッチファイル。autoexec.batという名前で起動ディスクのルートディレクトリーに置いておく必要がある。ファイルはテキスト形式であり、その中に書かれたMS-DOSのコマンドやプログラムが自動的に実行される。

 Windows 95/98にもautoexec.batは存在する。ただしここで組み込まれるのは、Windows 95/98のMS-DOSモード(MS-DOSプロンプトとは異なる)で動く16ビットプログラムに限られる。

 

AVIファイル audio visual interleaved file

 

 Windowsで利用されるマルチメディアファイル形式。動画ファイルに用いられることが多いが、音声や静止画像でも利用可能。コーデックを追加することでMPEG-4やMotion JPEGなどの圧縮形式も利用できる。音声データと画像データを交互に配置したインターリーブ形式を採用している。Windows95/98/NT4/2000/XPではWindows Media Playerなどを使って再生する。通常、この形式のファイルにはaviという拡張子が付く。