Baby-AT
DOS/V機(PC AT互換機)のマザーボード仕様のひとつ。米IBMが規定した仕様がベースになっている。「フルサイズ」と呼ばれるマザーボードは横幅が12インチだが、Baby-ATではそれが8.5インチに縮小されている。拡張スロットやねじの穴などの基本的なレイアウトは変えずに小型化してある。
96年ごろまではBaby-ATがマザーボード仕様の主流だったが、最近では米インテルが96年2月に発表したATX仕様のマザーボードが広く普及している。
BBS 電子掲示板
WWWやパソコン通信でのコミュニケーション機能のひとつ。駅の伝言板の電子版と思えばよい。1人から不特定多数への連絡や情報提供などに使われる。電子掲示板を発展させ、発言者名による検索機能や関連するメッセージをまとめて表示する機能などを搭載して、個別テーマで意見交換ができるようにしたものが電子会議。WWWでは意見の交換ができるか否かにかかわらず電子掲示板という呼び方が定着している。
Bcc blind carbon copy
電子メール送信時のあて先アドレスの指定方法のひとつ。ToやCc(carbon copy)で指定した電子メールアドレスは、同じメールを受け取ったすべてのユーザーに通知されるが、Bccに指定したアドレスは受け取った本人以外には通知されない。
電子メールではあて先の指定方法によって、送り手側がどういう意図で相手にメールを送っているかを示す。CcやBccで送る場合は、送信者と受信者の間でやり取りがあったという事実を知らせるといった程度の位置付けになる。通常、CcやBccで送られてきたメールに対しては返信を行う必要はない。
BIOS バイオス;basic input/output system
パソコンに接続されているさまざまな周辺装置を制御するためのプログラムのこと。基本入出力システムともいう。ハードウエアに最も近いプログラムであり、基本部分をROMに記録してパソコンに搭載されている。
BIOSはパソコンの電源投入時に実行され、メモリーやキーボードなどの各種周辺装置の診断と初期化を行う。周辺装置の設定はBIOSセットアップと呼ばれる設定画面で行われる。ここで拡張ボードのプラグ・アンド・プレイの設定や、本体に搭載されたシリアルポート、パラレルポートのIRQやI/Oポートアドレス、USB機能の使用可否などを設定することができる。
またBIOSは、OSと基本的な周辺装置(キーボード、シリアル、パラレル、フロッピーディスク、ハードディスク)のデータ入出力の窓口としても機能する。BIOSによって提供されるインタフェースを使えば、個々の周辺装置を直接制御するのに比べて比較的容易にハードウエアにアクセスできる。ただ、WindowsではBIOSを使わずにデバイスドライバーによって直接ハードウエアを制御することも多い。
このほかBIOSは、周辺装置の制御も行う。例えば、パソコン使用時の消費電力を下げるために、使われていない時にハードディスクドライブの回転を止めたり、ノートパソコンに搭載された液晶ディスプレイの明るさなどを調節するなどの省電力機能もそのひとつ。
一般にBIOSは電気的に書き換えが可能なEEPROMに収められており、BIOSを書き換えて不具合を修正したり後から機能を追加することができる。これをBIOSのアップデートと呼ぶ。
また、グラフィックスボードやSCSIボードなどにもBIOSが搭載されている。これらはパソコン本体のBIOSと区別するために、拡張BIOSと呼ばれることが多い。
BMPファイル bitmap file
Windowsが標準で利用する画像データのファイル形式のひとつ。通常は拡張子としてbmpが付く。Windows用のグラフィックスソフトはほとんどBMPファイルを作成したり、読み込むことができる。
bps bits per second
データの伝送速度を表す単位のひとつ。1秒間に送信するビット数で表す。例えば、56kbpsは1秒間に5万6000ビット送信することを示している。
BTO build to order
顧客からの注文に応じて、機器を生産・販売すること。注文生産。従来、パソコンメーカーは独自の需要予測を基に機種の生産量を決めてきた。しかし、製品の陳腐化が早いため、ユーザーニーズに合わない機種はすぐに不良在庫になるという問題を抱えていた。注文実数を生産するBTO方式なら、こうした問題が解消され、在庫圧縮につながることから、各メーカーが導入を進めている。多くの場合、メモリーやハードディスク容量などの変更ができ、ユーザーにとってもメリットがある。
デルコンピュータや日本ゲートウェイなどは以前からBTOを実施しているが、97年以降、NEC、富士通、コンパックコンピュータなども企業向け製品でBTOを採用した。納期が明確で、ある程度数量がまとまり、直販の比率が高くメーカー自身が対応しやすいことなどが、企業向け製品を対象とした理由。
BTOの実施方法はメーカーによって差がある。コンパックコンピュータがあくまで仕様の決まった標準製品の受注生産としているのに対し、NECや富士通は顧客の希望に応じてメモリー容量やアプリケーション、ディスプレイの種類などを選択できるようにしている。個人向けでもBTOを実施しているデルコンピュータや日本ゲートウェイの製品はモデムの有無やハードディスク容量なども含め、大半の部品を選択できる。
同じような形態の生産・販売方式としては、ユーザーの求める仕様を全面的に取り入れて特注製品を作るCTO(configure to order=注文仕様生産)や、メーカーでなくディーラーが注文仕様に対応して製品を組み上げるチャネルアセンブリがある。