RAM ラム;random access memory

 

 データの書き込みと読み出しが随時可能な半導体メモリーのこと。それに対し、読み出しのみ可能なメモリーをROM(ロム;read only memory)という。

 RAMには、データ保持の方式によって、ダイナミックRAM(DRAM)とスタティックRAM (SRAM)の2種類がある。DRAMはSRAMより構造が簡単なため、回路の集積度を高くできる。しかし、データ保持のため一定時間ごとにデータの再書き込み(リフレッシュ)動作が必要となる。SRAMはリフレッシュ動作が不要で、アクセス速度もDRAMより速い。ただし、SRAMの方が価格は高く、大容量の製品も作りにくい。パソコンでは、DRAMは主にメインメモリーに使われ、SRAMは主にキャッシュメモリーに使われている。

 

RAS ラス;remote access service

 

 Windowsの遠隔接続機能のこと。例えば自宅などから、公衆電話回線を介して企業内のファイルサーバーやプリンターなど、LAN上に構築されているサービスを利用できる。Mac OSでのARAと同等。

 RASはサーバーとクライアントに分かれており、RASサーバーはLANに接続したコンピューターで動作させておく。Windows 98やWindows NTにはRASのサーバー機能とクライアント機能の両方が標準装備されている。Windows 95はクライアント機能のみ備える。

 

ReadMeファイル

 

 アプリケーションソフトの動作環境やインストール方法、操作方法、注意事項などが記述されているテキストファイル。たいていは「readme.txt」や「お読みください」といった分かりやすい名前になっている。

 

RealPlayer リアルプレイヤー

 

 音声や動画のデータをストリーム形式で受信するソフト。米リアルネットワークス(旧プログレッシブ・ネットワークス)が音声受信用のRealAudioとして開発。その後、動画が受信可能なRealVideo、RealPlayerへと発展した。99年6月時点の最新版は「RealPlayer G2」。

 RealPlayer G2向けのストリームデータ配信システム「RealSystem G2」は、ストリームデータ用の転送プロトコルであるRTSPに対応している。そのほか、送信中に利用可能な帯域幅が変わった場合、データの転送速度を調整して質を維持するSureStream技術、G2上でのマルチメディアデータの再生順序、表示位置などを制御するSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)のサポートが主な機能。SureStream技術では、異なる転送速度にあわせたデータをまとめてエンコードしておき、常に通信環境にあったデータが送信されるようになっている。

 また、G2から採用されたデータタイプにはRealPixとRealTextの2つがある。RealPixはJPEGなど既存フォーマットの画像を動画と重ねて表示したりできる。RealTextでは画面上での文字の配置やデザインを制御できる。SMILはタグを用いてストリーム形式での音声、動画、テキスト、静止画などマルチメディアデータの表示を制御する。

 

RGB

 

 ディスプレイ画面上で色を表現する発色方式を指す。光の三原色である赤(R:red)、緑(G:green)、青(B:blue)を組み合わせて、さまざまな色を合成する。

 パソコン側ではRGBの各色の明るさを変えて、三原色をすべて最大の明るさにした白色から黒色までを段階的に表現する。各色に2ビットを割り当てると64色、4ビットだと4096色、8ビットだと1677万7216色を表現できる。

 

RJ-11

 

 6ピンのモジュラー式コネクター。一般の電話機の回線接続用コネクターとして広く使われている。

 

RJ-45

 

 8ピンのモジュラー式コネクター。8本の銅線を収容できる。10BASE-T、100BASE-TX、100BASE-T4、1000BASE-TなどのLAN標準で、ツイストペアケーブルを接続するコネクターとして使われるほか、TAを増設するためのコネクター(S/T点:ISDNの基本インタフェース)にも使われる。形状等はISO8877で規定されている。

 

ROM ロム;read only memory

 

 読み出し専用メモリーのこと。これに対し、自由に書き込み・読み出しができるメモリーはRAM(ラム;random access memory)と呼ぶ。

 ROMは、製造する時に内容を書き込むマスクROMと、使用者が電気的にプログラムを書き込むことができるPROM(programmable ROM)に分類される。マスクROMは大量に作ればコストが安くなる、PROMは手軽にプログラムを書き込めるという特徴をそれぞれ持つ。後から内容を書き換えられるROMはEPROM (erasable and programmable ROM)という。

 

Romeo ロミオ

 

 CD-ROMの国際標準フォーマットであるISO9660を拡張し、128文字までの長いファイル名を扱えるようにしたもの。Windows 95/98およびWindows NT4.0のシステムでのみファイル名を読み出せる。

 

RPM revolutions per minute

 

 ハードディスクやMO、CD-ROMドライブなどの記憶装置の性能を表す単位。1分間に何回ディスクが回転するかを示す。単に回転数ともいう。

 

RS-232C

 

 シリアルインタフェースとして採用されている規格。モデムなどの機器とパソコンとの間でデータをやり取りするのに用いる。パソコン側ではCOM1、COM2といった論理番号を付けて扱うことが多い。EIA(米国電子工業会)がITU-TS(旧CCITT)のV.24、V.28勧告にしたがって81年に仕様を策定した。

 規格上の通信速度は115.2kbpsが上限。最大転送距離は15m。規格ではコネクターのピンの役割や物理的特性などが定めてあるだけなので、コネクターの形状には25ピンのD-Subや9ピンのD-Subなどいくつかの種類がある。

 

RS-422

 

 パソコンと周辺機器をつなぐインタフェース規格。RS-232Cと同様、シリアル伝送によりデータを送る。RS-232Cよりも通信速度を上げ、さらにケーブル長を延長するためにEIA(米国電子工業会)が定めた。

 通信速度の上限は10Mbps(RS-232Cでは115.2kbpsまで)、最大ケーブル長は1.2kmまで(RS-232Cでは15mまで)となっておりRS-232Cより遠くまで速くデータを送ることができる。コネクターの形状はRS-232Cと同じD-Sub規格のコネクターを用いる。

 

RSA

 

 公開鍵暗号方式を採用した暗号化アルゴリズムのひとつ。名前は開発者(Ronald Rivest、Adi Shamir、Leonard Adleman)の頭文字を並べたもの。数学の因数分解を利用してデータの暗号化を行っている。現在、インターネットで使われている暗号技術で最も多く利用されており、事実上の標準になっている。

 米RSAデータ・セキュリティがこの暗号技術の販売マーケティングを行っており、利用するには同社からライセンスを受ける必要がある。なお同社は秘密鍵暗号方式を使ったRC2やRC4という暗号化アルゴリズムを所有しているが、詳細は公開していない。

 96年1月に米RSAデータ・セキュリティの日本法人として日本RSAが設立された。日本RSAにはNEC、シャープ、ソニー、三和銀行、住友銀行、三菱マテリアル、オリックスなど11社が出資している。96年4月には米RSAデータ・セキュリティが米セキュリティ・ダイナミックに買収されたが、営業活動はRSAデータ・セキュリティとして継続している。なお、RSAをデジタル署名など認証に用いるための機関として米ベリサインが設立されている。

 

RTSP real time streaming protocol

 

 インターネットでの音声や動画などのストリーミングデータを転送するのに用いるプロトコル。UDPネットワーク上で使う。受信ソフト側から、ストリーミングデータに対して、一時停止、再生などの制御ができる。米リアルネットワークスの「RealSystem G2」がRTSPに対応している。