TA terminal adapter

 

 ISDN回線(INSネット64)用のモデム。本来は、ある端末のインタフェースを特定のインタフェースに変換する装置のことだが、一般には、パソコンやアナログ電話機、モデムなど、ISDN回線に接続する機能を持たない通信端末をISDN回線に接続するためのアダプターを指すことが多い。DSUからのISDN回線をつなぐS/T端子、アナログ電話機をつなぐアナログポート、データ通信を行うパソコンをつなぐRS-232C端子などを備える。DSUを内蔵する製品も多い。

 主な役割は信号変換、通信速度の変換、回線制御。このほか、パソコンを使ってデジタル通信をする時に使う機能(例:非同期/同期PPP変換、マルチリンクPPP、BOD)、アナログポートにつないだ電話機で使う付加機能(例:疑似コールウェイティング)、INSネット64の付加機能への対応(例:INSナンバーディスプレイ、フレックスホン)といった機能を備えている。

 

TAPI windows telephony API

 

 Windows 95/98/NT/2000で通信ソフトなどがモデムやFAX機能を利用するためのAPI。TAPIに対応するソフトウエアは、TAPIを通じてモデムを利用できる。

 

TAR

 

 複数のファイルを1つにまとめるアーカイブ方式のひとつ。もともとUNIXで普及したもので、主にテープ媒体にファイルを効率よく記録することを目的としていた。Windowsでは、圧縮・展開をするための「TAR32.DLL」というプログラムと、ユーザーインタフェースとなる「TAR.EXE」などのソフトを組み合わせて使う。アーカイブされたファイルの拡張子は「tar」。

 

TB terabyte

 

 主に記憶装置の容量を表す単位。TBと表記する。テラは1兆のことだが、1TBは1024GB(ギガバイト)を表す場合が多い。

 

TCP tape carrier package

 

 CPUのパッケージの一種。ノート用のPentiumやMMX Pentiumが採用していた。薄いフィルムの上にシリコンチップを実装する。現行のノート用Pentium II/Celeronは、TCPではなく小型のBGAやPGAを採用している。

 

TCP/IP transmission control protocol/internet protocol

 

 インターネットの標準プロトコル。パケットと呼ばれる細かい単位に分割されたデータを、指定したあて先に正しく届けるための仕組みを定めている。実際には、TCPとIPという2つのプロトコルで構成される。TCPでは、データが送信された時と同じ形で届くための仕組みを、IPでは指定した相手にデータを届けるための仕組みを、それぞれ提供する。

 TCPの送信プロセスでは、パケットに対して、どの通信サービス(HTTPやFTP、TELNETなど)で利用するものかを示す「ポート番号」やそのパケットがデータ全体のどの位置に当たるかを示す通し番号である「シーケンス番号」、パケットデータに異変はないかを確認するための数値「チェックサム」などの情報(TCPヘッダー)を付加する。パケットがあて先に届くと、受信側のコンピューターは、TCPヘッダーを参照してパケットが正しく届いたか確認する。ここで、届いていないパケットや誤りが検出されたパケットがあった場合は、受信確認通知を出さないので、送信元は再度そのパケットを送り出す。

 IPの送信プロセスでは、TCPヘッダーが付いたパケットに対し、あて先や転送先などの情報(IPヘッダー)を付加する。ルーターなど、インターネット上のデータ転送を制御する機器は、このIPヘッダーの情報をもとにして正しいあて先にデータが届くよう転送処理を行う。

 なお、IP上で動作するプロトコルにはTCPのほか、UDPもあるが、実際の運用ではTCPとIPを組み合わせて使うことが多い。

 Windows 3.1やMS-DOSでTCP/IPを利用するには、TCP/IP接続ソフトを用意する必要があった。Windows 95/98、Mac OSでは漢字Talk 7.5以降からは標準でTCP/IP接続機能を持つ。また、NetWareやWindows NTなどのネットワークOSでもTCP/IPが利用できるようになっている。

 

telnet テルネット

 

 インターネットなどTCP/IPネットワークで、遠隔地のコンピューターに接続するためのプロトコル。telnetソフトを利用して相手先コンピューターに接続すれば、接続先のコンピューターに対するコマンド操作が可能になる。

 

TFT液晶 thin film transistor liquid crystal

 

 アクティブマトリックス液晶のひとつ。現在パソコン用の液晶ディスプレイとしてはもっとも多く使われているタイプである。画面の各ドットを薄膜トランジスターで制御する。CRTディスプレイより画面のちらつきがなく、コントラスト、階調表示、応答速度の面でもそん色ない。放出する電磁波が少ないという利点もある。以前は正面からでないと見にくいという欠点もあったが、現在では視野角が上下左右±160度というCRT並みのTFT液晶も登場している。

 

TIFF ティフ;tagged image file format

 

 ビットマップ画像を保存するためのファイル形式。大容量のグラフィックスイメージを取り扱うのに適し、多くのグラフィックスソフトが対応している。LZW圧縮などのさまざまな圧縮方法やモノクロ、グレースケール、カラーなど各種の色処理機能に対応できる。

 TIFFファイルでは画像データの先頭部に、タグと呼ばれる属性情報が用意されている。ここにファイルがどんな形式で記録されているかを書き込んでおく。これによりデータを記録する形式の自由度が高くなる。半面、ファイル形式に多くのバリエーションができたため互換性に問題がある。TIFFファイルに対応しているはずのグラフィックスソフトであっても、すべてのTIFFファイルを扱えるとは限らない。

 

tips ティップス

 

 ソフトやハードをうまく使うためのコツを指す。そもそもは「こっそり教えるヒントや助言」といった意味。マニュアルには書かれていない使い方や、開発者が公表していない隠しコマンドまでtipsとして紹介されることもある。

 

TrueType トゥルータイプ

 

 米アップルコンピュータが89年に発表し、Mac OSのSystem 7.0から使用しているフォント形式。米マイクロソフトはアップルから技術供与を受けてWindowsに標準搭載している。フォントの形式としてはアウトラインフォントだが、パソコン側でアウトラインフォントを展開させる仕組みを持つ。画面と印刷の両方に使うことができる。

 

TWAIN

 

 米ヒューレット・パッカードや米イーストマン・コダックなどメーカー5社が決めたスキャナーなど入力装置用のAPI。スキャナーやフォトレタッチソフトの大半はTWAINに対応している。

 入力装置のドライバーソフトとアプリケーションソフトの双方がTWAIN規格に準拠していれば、連携操作が可能になる。フォトレタッチソフトのメニューからスキャナーのTWAINドライバーソフトを直接起動し、読み取った画像をフォトレタッチソフトに表示するようなことができる。この場合、TWAINドライバーソフトは画像読み取りソフトとしての役割を受け持つ。

 

Tweak UI

 

 Windows 98に付属するカスタマイズツール。ごみ箱を非表示にする、ダイヤルアップネットワークをデスクトップ画面に置くなどデスクトップ環境を変更したり、コントロールパネルに表示させるアイコンを選択するといった具合に、高度な設定が可能になる。「Mouse」「Control Panel」「My Computer」など14項目にわたる設定が可能だ。英語版のソフトのみだが、項目を設定するメニューを日本語化するフリーソフトもある。