Ultra 160/m SCSI
98年9月に標準化団体「SCSI Trade Association」が策定した「Ultra3 SCSI」規格の中で、現在最も高速なSCSI規格。バス幅16ビットで、データ転送速度は160MB/秒とこれまでの2倍に高速化している。従来のUltra2 SCSIと下位互換性を持つ。
Ultra2 SCSI
SCSI-3の規格のひとつ。バス幅は8ビットでデータ転送速度は最大40MB/秒。バス幅が16ビットでデータ転送速度が最大80MB/秒のWide Ultra2 SCSIもある。
Ultra ATA
米クアンタムと米インテルが共同で発表した、新しいデータ転送方式のATA拡張規格。最大転送速度は33MB/秒。98年に策定されたATA/ATAPI-4として標準化された。ATA-33、DMA-33、Ultra DMAなどと呼ぶこともある。開発元のクアンタムではUltra ATAという名称を、インテルは主にUltra DMAという名称を使っている。
Ultra ATA/66
パソコンとハードディスクを接続する標準規格ATAの最新規格。Ultra DMA/66、Fast ATA-2とも呼ばれる。データ転送モードとして4つのモードがあるが、転送速度は最大で66.6MB/秒と、従来のUltra ATA/33(Ultra DMA)に比べて2倍になった。従来と同じ40ピンのコネクターを使うが、信号線を2倍の80本に増やしたケーブルを採用して高速化を実現した。もちろん、下位互換性は確保している。米ウエスタンデジタルのほか、富士通、米クアンタム、米IBMなど大手ハードディスクメーカーがサポートを表明している。99年以降、Ultra ATA/66対応のBIOSを搭載したマザーボードも登場しており、今後はこの規格に対応したハードディスクが一般的になると見られている。
Ultra SCSI
SCSI-3の規格のひとつ。バス幅は8ビットでデータ転送速度は最大20MB/秒。バス幅が16ビットでデータ転送速度が最大40MB/秒のWide Ultra SCSIもある。
unicode
世界各国の文字体系に対応させた統一文字コード。すべての文字を2バイトで表すことで、アルファベットや漢字などを統一的に取り扱うことができる。Windows NT、Windows 98の一部やMac OS 8.5以降で採用している。Windows 2000でも採用される。
米アップルコンピュータや米マイクロソフト、米IBM、米サン・マイクロシステムズ、米ノベルなど、OS開発を手掛ける米国企業が中心になって設立したユニコードコンソーシアムが提唱した。93年にはISOの標準(ISO/IEC 10646)に採用され、日本でも95年にJIS X0221としてJIS規格に定められた。JISの第1水準、第2水準、補助漢字のコードがユニコードに割り当てられている。従来のJISコードで作成されたシステムとデータをやり取りする際には変換作業が必要になる。
現在、英語などアルファベットを使用する言語は1文字を1バイトで、漢字を使う日本語や中国語などは1文字を2バイトで表している。このため、1バイト用に作成されたソフトを2バイト用に変更するローカライズの作業では、文字数の数え方などソフトの細部に及ぶ大改造が必要だった。ユニコードでは、一部の例外を除いてすべての文字を2バイトで扱うため、こうした不都合がなくなる。
ユニコードを採用したOS向けのユニコード対応アプリケーションなら、英語版のままどの国の言語のOSでも利用できるようになる。ただし漢字については、日本と中国で異なる漢字に同じコードが割り当てられているといった問題が指摘されている。
URL uniform resource locator
インターネット上の情報のありかと取得方法を指定する記述方式。たとえば、http://www.nikkeibp.co.jp/NPC/index.htmというURLなら、HTTPプロトコルを使ってwww.nikkeibp.co.jpというホストにアクセスし、そこでNPCというディレクトリーにある対象ファイルを取得してWebブラウザーに表示する。ftp://ftp.nikkeibp.co.jp/pub/npc.exeであれば、FTP接続をしてnpc.exeファイルを取得することを意味している。
USB universal serial bus
パソコンと周辺機器を結ぶインタフェース規格。Windows 98を搭載したほとんどの新機種で採用している。米アップルコンピュータもApple Desktop Bus(ADB)に代わるインタフェースとして98年8月発売のiMacから採用した。
96年1月に、米インテル、米マイクロソフト、米コンパックコンピュータ、米ディジタルイクイップメント(当時)、米IBM、米ノーザン・テレコム、NECの7社で策定した。キーボードやマウス、モデムなどを1つのインタフェースで接続できるほか、接続が簡単、部品コストが安いなどの特徴がある。
接続できる周辺機器はキーボードやマウス、モデム、スピーカー、プリンター、スキャナー、MO、CD-RWなど多岐に渡る。電源を入れたままで接続できるホットスワッピングと、プラグ・アンド・プレイに対応している。
1台のパソコン(ホスト)を中心としたツリー構造を用いて接続する。USBでは個々の機器をデバイスと呼ぶ。最大127デバイスまでの接続が可能。デバイスはホストを通じて管理され、デバイス同士でデータをやり取りすることはできない。接続ケーブルには電力線も含まれているので、モデムやCCDカメラなどなら電源をホストから得ることができる。
データ転送速度は2種類。12Mbpsのフルスピードモードと1.5Mbpsのロースピードモードがあり、各デバイスは、使用目的に応じたモードを利用する。プリンターやスキャナーはフルスピードモードを、キーボードやマウスはロースピードモードを使うことが想定されている。それぞれケーブルの種類が異なり、ケーブル長は最大でフルスピードモード用が5mまで、ロースピードモード用が3mまでになっている。
音や映像などリアルタイムで送る必要のあるデータの転送にはアイソクロナス転送、キーボードやマウスなど割り込みを必要とするものにはインターラプト転送、モデムなどにはエラー訂正ができるバルク転送、デバイスの認識などではコントロール転送を行う。
99年2月には、データ転送速度を向上させた次世代規格のUSB2.0が発表された。
USB2.0 universal serial bus 2.0
米インテルが99年2月に公表した次世代USBの規格。データ転送速度が120M〜240Mbpsと、現行のUSB1.1に対して約10〜20倍高速化した点が特徴。もちろん、下位互換性は確保している。インテルは99年8月までに仕様をパソコンメーカーに提案し、2000年にはこの規格を採用した製品が登場するという。USB2.0は、インテルが業界での影響力を維持するために、同じ高速シリアルインタフェースのIEEE1394に対抗するために提唱した規格、と見る向きも多い。
USBハブ
USB機器を複数接続する際に使う中継器。USBでは最大127台の周辺機器をハブを介してツリー状に接続できる。規格ではツリーは6階層、つまりハブは最大5台まで1台のパソコンに接続できる。