WaveTable ウェーブテーブル

 

 MIDI音源と同様の機能を持つサウンドボードの機能。音色データはサウンドボード上の専用メモリーかパソコン本体のメインメモリー上に置く。

 ソフトウエア再生のMIDIと違い、CPUに大きな負荷がかからないので、ゲームなどの音源にも利用できる。デスクトップ用の拡張ボードではシンガポールのクリエイティブテクノロジーのSound Blaster AWE64などを筆頭に、数多くのボードがこの機能をサポートしている。

 

WAVファイル

 

 Windowsで標準的に使われるサウンドデータのファイル形式。WAVEファイル、WAVEサウンドファイルなどとも呼ばれる。通常は拡張子としてwavが付く。Windowsでは起動や終了などの際に鳴らすサウンドをこの形式で保存している。

 

WDM Win32 Driver Model

 

 Windows 95/98/2000が搭載する新しいデバイスドライバーのモデル。Windows 95のOSR2.1ではWDMのごく一部が搭載されていたが、Windows 98で本格的にサポートされた。WDMでは、バスクラスドライバーとクラスドライバー、ミニドライバーの組み合わせで使う。例えばUSBバスクラスドライバーの下に、USB接続で利用するデジタルカメラのクラスドライバーがあり、それと各デジタルカメラのミニドライバーを組み合わせる。

 特にWindows 98とWindows 2000がともにWDMを採用することで、これらのドライバーはほぼ共通になり、周辺機器メーカーはドライバーの開発がしやすくなる。ただし、どちらのOSも従来からのドライバーを引き続きサポートする。

 

Webクエリー ウェブクエリー;web query

 

 Excelにインターネットから直接データを読み込む機能。スケジュールを設定することで自動的に更新することもできる。データ入手先URLなどをワークシートに登録することで、各セルにきちんと当てはまった形で数値情報などを入手できる。Excle 97のWebクエリーではデータの提供側がWebクエリーに対応した形式のファイルをインターネットで配信している必要があるが、Excel 2000ではWebページの表からもデータを取得できるようになっている。

 

Webサイト web site

 

 インターネットに接続されたコンピューターの中の、HTMLファイルや画像ファイルなど各種Webコンテンツが登録されている場所。または、互いにリンクを張っているひとまとまりのWebページを指す。単にサイトともいう。Webサーバーやホームページとほぼ同じ意味で使われることが多い。ただし、厳密にはWebサイトがそこに登録されているWebコンテンツ全般を指すのに対して、Webサーバーはサーバー用コンピューター自体を指し、ホームページはリンクされているWebページの窓口に当たるページを指す。

 

Webブラウザー web browser

 

 インターネット上のWebページを閲覧(ブラウズ)するためのソフト。WWWブラウザーまたは単にブラウザーとも呼ぶ。米マイクロソフトのInternet Explorerや米ネットスケープ・コミュニケーションズのNetscape Navigatorが代表的。ブラウズ(browse)には「本を拾い読みする、ざっと目を通す」などの意味がある。

 

Webページ web page

 

 Webサイト上で公開されているデータ。Webブラウザーに一度に表示されるデータのまとまりを指す。Webページを構成するデータには文字情報やレイアウト情報を含むHTMLファイル、JPEGファイルやGIFファイルといった画像ファイルなどがある。ホームページと呼ぶ場合もあるが、厳密には、ホームページはリンクでつながっている各Webページの入り口として位置付けられているページを指す。

 

Webマスター web master

 

 WebサーバーやWebサイトの管理者のこと。サーバー本体や回線の管理のほか、コンテンツの登録、更新管理などを担当することが多い。

 

Win32

 

 Windows 95/98/NT/2000が備える32ビットAPI。米マイクロソフトのガイドラインに従って開発された、Windows 95/98で動作するWin32を利用するアプリケーションは、Windows NT/2000でもほぼそのまま動作する。

 

Windows ウインドウズ

 

 米マイクロソフトが開発したパソコン用OSのシリーズの名称。当初はMS-DOSを使いやすくするGUIとして登場し、バージョンアップを重ねるごとにメモリー管理やタスク管理の機能などを大幅に強化して新しいパソコン用OSとしての機能を備えるに至った。

 86年に最初のバージョン1.0が発売され、90年5月に米国で発売されたWindows 3.0で新しい標準OSとしての地位を獲得した。92年4月に処理速度や使い勝手、信頼性を向上させたWindows 3.1が登場、パソコンOSの主役の座を不動のものにした。日本語版は91年3月に3.0が、93年5月に3.1が発売された。

 マイクロソフトはWindows 3.1を軸に、Windowsのシリーズ展開を進め、サーバーOSとしての機能も備えた32ビットOSのWindows NTと、Windows 3.1に小規模LANの機能を追加したWindows for Workgroupsを追加した。ただし、Windows for Workgroupsは日本では発売されなかった。

 その後日本では95年11月に、Windows 3.1との互換性を保ちながら32ビット仕様を取り込んだWindows 95が登場。96年11月には携帯端末や機器組み込み用のWindows CEが発表された。98年7月にはWindows 95の後継OSにあたるWindows 98が発売されている。また、99年末から2000年初めにはWindows NT4.0の後継となるWindows 2000が発売される予定だ。

 

Windows 2000

 

 99年末から2000年初めにマイクロソフトが発売する予定の、Windows NT 4.0の後継となる企業ユーザー向けOS。Windows NT5.0という名称で開発を進めていたが、98年10月に名称を変更した。特徴には、使い勝手の向上、新しいハードウエアへの対応の強化、システム管理機能の向上などが挙げられる。

 Windows 2000 Professional、同Server、同Advanced Server、同Datacenter Serverの4種類が発売される。Professionalはクライアント用。他の3製品はサーバー用で、順に規模の大きなサーバー用途に利用できる。CPUは、x86系のプロセッサーとAlphaに対応する。複数CPUを搭載したコンピューターでも稼動し、同Serverは2CPUまで、同Advanced Serverは4CPUまで、同Datacenter Serverは16CPUまでのコンピューターで動作できる。

 USBやIEEE1394にも対応。これら機器ではデバイスドライバーにWDMというWindows 98と共通の形式を採用し、プラグアンドプレイを実現する。また、Windows 98が採用した電力管理機構のACPIにも対応。ファイルシステムは、現在のNTFSを強化するとともに、Windows 95/98が採用しているFAT32にも対応する。

 一方、システム管理機能としては、システムファイルのバージョンの不整合が起きないようにバックグラウンドでチェックを行うシステムファイル保護機能や、サーバー側からクライアントパソコンを集中管理するIntelliMirrorと総称される複数の機能を搭載。Active Directoryというディレクトリーサービスも利用できるようになる。

 また、Windows 98で採用したWindows Updateに対応し、システムファイルの更新もWebブラウザー経由で自動的に行えるようになる。

 

Windows 3.1

 

 米マイクロソフトが開発したパソコン用OS。英語版は92年4月に発売、日本語版は93年5月に発売された。全世界で爆発的に普及し、パソコンOS市場でのWindowsの地位を不動のものにした。

 前バージョンのWindows 3.0で不満の声が高かったプログラムマネージャとファイルマネージャの使い勝手を大幅に向上したほか、TrueTypeフォントや日本語入力ソフトMS-IMEが付属した。さらにアプリケーションソフトの間でデータを連携して処理するOLEや、音声や動画再生などのマルチメディア機能も備えた。

 しかし16ビットCPUを前提に設計したため、メモリーを十分に搭載したパソコンでもメモリー不足エラーが出ることがあった。またMS-DOS上で動作するため、MS-DOSと同じく半角で8文字と拡張子3文字という短いファイル名しか使えず、Windows 95/98のようなプリエンプティブ・マルチタスクでないなどの制約があった。

 これらの欠点を解決した後継OSとして、95年8月にWindows 95が米国で発売された。日本語版は同年11月に登場した。

 

Windows 95

 

 Windows 3.1の後継に当たるOS。英語版は95年8月24日、日本語版は95年11月23日に発売された。32ビット化、マルチタスク機能の強化、ユーザーインタフェースの大幅な改良、ネットワーク機能やマルチメディア機能の標準装備、プラグ・アンド・プレイ対応などが特徴。

 Windows 95は従来のWindows 3.1のAPIに加え、Win32というWindows NTと同じ32ビットのAPIを備える。そのため、Windows 3.1用の16ビットアプリケーションに加えて、32ビットアプリケーションも動作させることができる。32ビットアプリケーション動作時には、Windows NTと同じくプリエンプティブマルチタスクが可能。

 ユーザーインタフェースはWindows 3.1から様変わりした。Windows 3.1ではソフトを起動するためのプログラムマネージャとディスクやファイルを管理するためのファイルマネージャが独立していたが、Windows 95ではこの2つを統合した。最大8文字と拡張子3文字というファイル名の文字数制限も緩やかになり、最大255文字の名前を付けられるようになった。

 小規模LANの機能を標準で備え、専用のサーバーを使わずに、ディスク共有やプリンター共有ができる。電話回線経由のリモートアクセス、電子メール、FAX送受信機能も備えた。また、インターネットやUNIXマシンとの接続で使われるTCP/IPプロトコルを標準で備え、このことがインターネット普及の起爆剤のひとつになった。そのほか、周辺機器を取り付けた時のセットアップが簡単になるプラグ・アンド・プレイ機能もサポートした。

 

Windows 98

 

 米マイクロソフトの個人ユーザー向けOS。Windows 95の後継OSにあたる。英語版は98年6月25日、日本語版は7月25日に発売された。主な新機能には、インターネットを利用する操作性を改善したことや、USBやIEEE1394といった新しいハードウエアへの対応の強化、システムユーティリティの追加などがある。FAT32などWindows 95で途中から追加された機能も搭載している。

 インターネットを利用する環境としては、エクスプローラとWebブラウザーのInternet Explorer 4.0とを統合し、自分のパソコンの中のデータとインターネットのWebページとが同じ操作で見られるようになった。また、アクティブデスクトップという機能を搭載し、デスクトップ上にWebページを常に情報を更新させて表示させることもできる。新しいハードウエアへの対応としては、例えば、USBのキーボードやマウス、ハブなどの汎用デバイスドライバーを搭載。WDMという新しいデバイスドライバーの形式を採用した。

 またマイクロソフトは99年9月に、Windows 98 Second Editionというアップデート版のWindows 98を発売する。Second Editionでは、Windows 98の不具合の修正と、LAN上の複数のパソコンで1台のモデムやTAを共有してインターネットを利用できるインターネット接続共有など、いくつかの新機能の追加を行っている。

 

Windows 98 Second Edition

 

 米マイクロソフトの個人ユーザー向けOS、Windows 98のアップデート版。米国では99年6月に出荷した。日本では99年9月に出荷する予定。Windows 98の不具合の修正とUSBモデムの汎用デバイスドライバーの搭載などハードウエアへの対応の強化が中心。そのほか、LAN上の複数のパソコンで1台のモデムやTAを共有してインターネットに接続する機能などいくつかの新機能が追加されている。ただしWindows 98 Second Editionに含まれる不具合を修正するプログラムは、Service Pack1として提供され、インターネット経由か雑誌付録のCD-ROMで入手できる。

 Windows 98 Second Editionの出荷と同時に市販のWindows 98のパッケージの内容もこれに入れ替わり、新規ユーザー用のスタンダード版とWindows 95/3.1ユーザー用のアップグレード版が発売される。Windows 98ユーザーは、同社から1050円でこのCD-ROMを購入できる。

 

Windows CE

 

 米マイクロソフトが、携帯端末や業務用情報端末など、従来のパソコンとは違う分野での利用を狙って開発したOS。例えばハンドヘルドPCと呼ばれる携帯端末用なら、Windows CEのコアの部分に、PocketWordやPocketExcelなど用途ごとに適したアプリケーションを組み合わせてメーカーに供給される。

 バージョン1.0の英語版が96年11月、日本語版は97年6月に登場した。2.0は英語版が97年10月、日本語版が98年3月に発表された。99年2月には、ハンドヘルドPC用のWindows CEとして、バージョン3.0日本語版が発表されている。

 対応CPUはSuperH、MIPS、ARMなどのRISCプロセッサーと、x86系プロセッサー。Win32APIのサブセットを搭載する。メーカーにとっては、Windowsパソコン用の開発ツールや開発ノウハウをWindows CE用アプリケーションの開発に利用できるメリットがある。

 業務用組み込みシステム以外のWindows CE搭載機としては、NECやカシオ計算機、日本ヒューレット・パッカードなどが販売しているハンドヘルドPCや、カシオ計算機やコンパックコンピュータが販売しているPDAであるパームサイズPC。クラリオンが発売した車載用コンピューターのオートPC、セガ・エンタ−プライゼスのDreamcastという家庭用ゲーム機などがある。また、米マイクロソフトは99年3月にNTTドコモと提携。同社の携帯電話に搭載するWindows CEの開発を進めている。

 

Windows Media Player

 

 Windows 3.1やWindows 95/98、Windows NTなどで音声や動画を再生するユーティリティソフト。Windows 3.1から標準搭載され(当時はMedia Player)、製品が更新されるごとに再生できるデータの種類も増えている。99年6月時点では、WAVやAVI、QuickTimeムービー、NetShowのASFファイル、MIDI、MPEG1などを再生できる。

 

Windows NT

 

 米マイクロソフトが93年に発売した、マイクロカーネル技術をベースにした32ビットOS。NTとは、New Technologyを意味する。最初のバージョンはWindows 3.1。日本では94年1月に同3.1、同年12月に同3.5、96年1月に同3.51が発売された。99年6月時点の最新バージョンは96年12月に発売された同4.0。

 Windows NTは、Windows 95/98に比べて安定性やセキュリティ機能などが高い。例えば安定性の面では、NTでは動作するアプリケーションに別個のメモリー空間を与え、1つのアプリケーションが暴走してもほかのアプリケーションやシステムに被害を与えない。また、ファイルシステムにNTFSを採用。NTFSはディスクの読み書きの記録を保存するため、ファイルシステムに障害が発生してもこれを参照して復旧することができる。

 セキュリティの面では、標準搭載されているシステム管理ソフトウエアを使い、システムの変更を伴う操作に対するユーザーの権限の範囲などを決めることができる。NTFSでは、ファイルやフォルダーに対してユーザーのアクセス権を設定することも可能だ。

 アプリケーションの稼働環境としては、Win32という32ビットのAPIを搭載し、Windows 95/98と同じアプリケーションが動作する。また、Windows 3.1やMS-DOSの16ビットアプリケーションを実行する機構も備える。

 特にWindows NT4.0では操作性にも配慮し、デスクトップ画面などにWindows 95のユーザーインタフェースを取り入れた。また、最初の出荷以降、5種類のサービスパックと1種類のオプションパックを追加で提供して不具合の修正や機能強化を図っている。

 Windows NT4.0の市販パッケージには、同Workstationと4CPUまで対応できる同Serverがある。対応CPUは、x86、Alpha、MIPS Rシリーズ、PowerPC。ただしMIPS RシリーズとPowerPCのサポートはWindows NT4.0で打ち切られ、後継OSとなるWindows 2000では対応しない。

 また同社は97年に、同Serverにクラスタリングソフトなどを付け、8CPUまで対応できる同Enterprise Editionを発売。98年9月にはサーバー上ですべてのアプリケーションを実行しクライアント側に画面を転送する同Terminal Server Editionも発売した。

 

Windows Update

 

 Windows 98に関する不具合を修正するプログラムやユーティリティなどを米マイクロソフトのWebサイトから無料でダウンロードできる機能。Windows 2000にも搭載される予定である。デスクトップ上のスタートメニュー上段にある「Windows Update」という項目を指定し、表示されたWebブラウザーの画面の指示に従うと、自分のシステムにとって必要なプログラムだけが表示される。これはWindows Updateが、マイクロソフトのサーバーにあるプログラムのリストを自動的にダウンロードし、ユーザーのシステムの内容と比較して表示する仕組みになっているためだ。インストールしたいプログラムを選択してダウンロードすると、これが自動的にパソコンに組み込まれる。当初はデバイスドライバーの更新までを対象としていたが、周辺機器メーカーの協力が得られなかったことなどから、99年6月時点、ドライバーは提供されていない。

 

Windowsキー

 

 Windowsのロゴマークがついたキー。キーボードに1つまたは2つ装備されている。94年9月に米マイクロソフトが発売したNatural Keyboardに搭載され、現在では日本メーカーのWindowsパソコン用キーボードにはほとんど装備されている。

 Windows 95/98で使用する。単独で押した場合はスタートメニューが表示される。また、ほかのキーとの組み合わせで使用することもできる。

 

Windowsスクリプティングホスト Windows Scripting Host

 

 Windows 98や、Internet Explorer 4.0を組み込んだWindows 95/NTのスクリプティング実行環境。メモ帳などでVBScriptに準拠したプログラムを記述すれば、アプリケーションの制御や、ネットワークの接続/切断なども実行することができる。MS-DOSのバッチファイルやMac OSのAppleScriptなどに相当する。

 

Word ワード

 

 マイクロソフトが販売するワープロソフト。同社のオフィスソフトにも含まれている。99年7月時点の最新版はWindows版がWord 2000、Macintosh版がWord 98。

 

WWW world wide web

 

 インターネットに公開されている文書を検索するためのシステムのひとつ。単に蜘蛛の巣を意味するWebとも呼ばれる。データ転送プロトコルのHTTP、文書の所在場所を指定するURL、文書記述言語のHTML、データの形式を指定するMIMEという4つの基本技術で成り立っている。WWWで公開されている文書は、文書内に他の文書を呼び出せる「リンク」が設定されている点が特徴。これにより管理者が異なるコンピューターの中にある情報同士を結びつけて扱うことが可能になっている。

 90年に欧州素粒子物理学研究所(CERN)の研究員ティム・バーナース・リーらによって開発された。現在、インターネットの情報サービスといえば、WWWを指すほど一般的な存在になっている。現在では、WWWデータベースの文書検索や閲覧にはInternet Explorer、Netscape CommunicatorといったWebブラウザーを使う。