ZIFソケット ジフソケット;zero insertion force socket

 

 レバー操作でCPUの交換が簡単に行えるように工夫されたソケット。レバーを上げるとCPUの固定が解かれて簡単に取り外せ、レバーを下ろすことでCPUが固定されて使用可能になる。Pentium/MMX PentiumやK6シリーズ用のSocket 7、Celeron用のSocket 370など、現在のほとんどのCPUソケットがこの形式を採用している。

 

Zip ジップ

 

 米アイオメガが94年11月に発表した低価格なリムーバブルタイプの記憶装置。米国では95年3月に発売、日本では95年8月以降、メモレックス・テレックス、富士写真フイルム、日立マクセル、ロジテックなどが発売している。

 ディスクの容量は第1世代が100MB。外見は3.5インチのフロッピーディスクと似ているが互換性はない。ハードディスクやフロッピーディスクと同じく、磁気を用いて記録再生する。

 ドライブの処理速度は平均シーク時間が29ミリ秒、データ転送速度が1.25MB/秒で、数年前のハードディスクに近いレベル。99年6月時点での店頭価格はドライブが1万6000円程度。しかし、ディスクの価格は1600円程度で容量当たりの単価は230MBのMOディスクの約6倍になる。パラレル、SCSI、USB接続の外付け型が販売されている。パソコンメーカー向けにはデスクトップ用とノート用の内蔵ドライブを出荷している。米国ではコンパックコンピュータ、デルコンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBM、アップルコンピュータなど大手が軒並み採用しており、この容量帯では最も普及しているドライブとなっている。一方、国内ではアップルコンピュータや日本アイ・ビー・エム、デルコンピュータなどが一部のモデルにZipドライブを搭載しているのに留まる。

 アイオメガは99年4月、100MBディスクも読み書きできる第2世代の250MBのZipドライブを国内で発売した。実売価格は3万円弱、ディスクは2500円弱。インタフェースは現在、パラレルとSCSIのみだが、今後USBにも対応するという。

 

Zip ジップ

 

 ファイル圧縮形式のひとつで、LHA形式とともに普及している。「WinZip」などの圧縮ソフトがこの形式を採用。通常はファイルの拡張子として「zip」が付く。Zip形式の解凍だけできるソフトも数多く存在する。

 歴史は古く、もともとMS-DOSが主流だったころから主に欧米で使用されていた。日本でもWindowsの普及によって英語版のフリーソフトなどが浸透し、Zipファイルが数多く流通するようになった。

 

ZVポート zoomed video port

 

 動画や音声などのデータ処理を高速化するためのPCカード用インタフェース規格。96年3月に採用が決定し、97年3月に公表されたPCカードの標準規格であるPC Card Standard'97で追加された。同じPCカードの拡張規格であるCardBusより、パソコン本体やPCカード製品が低コストで対応できるのが特徴。

 PCカードとパソコンのグラフィックス処理部、音源部を専用のバスで直接つなぐ。これによりCPUや汎用バスの負荷に左右されずデータの転送ができる。最大データ転送速度は27MB/秒で理論上は640×480ドットのVGAモード表示時に30フレーム/秒で動画を表示できる。ZVポート対応のPCカードとしては、MPEG2デコーダーやビデオキャプチャーなどがある。