アーカイブ archive

 

 複数のファイルを1つのファイルにまとめること。この作業にはアーカイバーソフトを使う。例えば、A、B、Cの3つのファイルをまとめ、Dという1つのファイルにまとめておく。実際にそのファイルを利用する時にはアーカイバーソフトでもとのA、B、Cの3つに分割する。関連するファイルをまとめて管理するのが目的だが、現在はこの機能単独のソフトは少なく、アーカイブ機能として圧縮ソフトに取り入れられているのが普通だ。

 これとは別に、インターネットやパソコン通信上のソフトの保管場所をさすこともある。

 

アイコン icon

 

 ファイルの内容やプログラムの種類、機能などを表す図柄。Windows、Mac OS、OS/2などはユーザーインタフェースにアイコンを多用している。ユーザーは画面に表示されているアイコンをマウスで選び、マウスのボタンをクリックすることでファイルの内容を表示させたり、アプリケーションを起動することができる。

 アプリケーションソフトでも、文字修飾やレイアウト変更など使用頻度の高い機能をアイコン化して画面上に表示している製品が多い。ユーザーはコマンドをいちいち入力したり、メニューから選択したりせずに、アイコン部分をクリックするだけで操作できる。

 

アウトルックエクスプレス outlook express

 

 ウインドウズ98に標準で付属しているメーラー。

 

アカウント account

 

 コンピューターの課金番号(account number)のこと。利用者を識別するための符号という意味で、IDとほぼ同じ意味で用いられる。

 

アクセスカウンター accsess counter

 

 インターネットのホームページ上に設けられたカウンターのこと。そのホームページのアクセスする度にカウンターの数時が加算されるので、人気のあるページかどうかが一目でわかる。

 

 

アクセスポイント access point

 

 ネットワークに外部から接続(アクセス)するための受け口。一般的には、ユーザーが公衆回線を使ってインターネットやパソコン通信サービス、データベースサービスなどのネットワークに接続するために、プロバイダーやネットワーク運営者が用意しているモデム、またはそのモデムの電話番号を指す。

 大手のプロバイダーやパソコン通信サービスは、ユーザー側の電話料金負担を軽減するため、全国にアクセスポイントを設けている。各地のアクセスポイントにあるモデムは、ネットワークを管理するセンターにつながっており、プロバイダーならばインターネットへ、パソコン通信サービスの場合は、ホストコンピューターへとつながっている。

 同じ場所にあるアクセスポイントでも、対応する通信手段や通信速度、利用可能なサービスによって、電話番号や料金が異なる場合がある。例えばNIFTY SERVEのアクセスポイントは、同じ地域でも、アナログモデム、ISDN、PIAFS、インターネット接続が可能なHyperROADといった具合に異なる電話番号を設けており、利用料金も異なっている。アクセスの集中を避けるために複数の電話番号を用意する場合も多い。

 

アクセラレーター accelerator

 

 パソコンの処理を高速化するためのハードウエア。パソコンの特定の機能部分をより高速なものに置き換える。CPUを置き換えるCPUアクセラレーターや表示回路を置き換えるグラフィックスアクセラレーターがある。

 

アクティブウインドウ active window

 

 WindowsやMac OSなど複数のウインドウを表示できるマルチウインドウ環境で、文字や図形の入力、カーソル操作などを受け付けるウインドウを指す。アクティブウインドウは重なったウインドウの一番上に表示され、ウインドウ上端のタイトルバーの部分に色が付く。

 

アクティブセル active cell

 

 表計算ソフトで、文字や数値などの入力作業を行うために、セルポインターで指定したセルのこと。反転表示や太い枠で表示されることが多い。

 

アクティブデスクトップ Active Desktop

 

 Windows 98もしくは米マイクロソフトのWebブラウザーInternet Explorer 4を組み込んだWindows 95のデスクトップ上で、ActiveXコントロールやJavaアプレットを直接動かし、インターネットからの情報を見られるようにする機能。例えばデスクトップ上にWebページを貼り付け、電光掲示板のように常に情報を更新させて表示させることなどもできる。

 

アスキーアート ascii art

 

 半角文字で表示される絵文字のこと。フェイスマーク(顔文字)も同じようなものだが、こちらは数行を使った複雑なものを指している。アスキーとは半角英文字のコード規格。

 

 

アスタリスク asterisk

 「」記号のこと。コンピューターでは、計算式の掛け算の記号「×」の代わりに使われることが多い。例えば2×3は、2*3のように表現する。

 MS-DOSやWindowsでは、ファイル検索などでワイルドカードを指定するための記号としても使われる。この場合は任意の長さの文字列を意味する。

 

アスロン athlon

 

 AMD社ガ開発したインテル互換CPU。テンティアムVと同等の性能で、コストパフォーマンスに優れている。

 

圧縮

 

 ファイルのデータ容量を、データ内容を保ったまま小さくすること。数学的な一定の手順に従ってデータの並び方、記録の仕方を効率化する。日本ではLHA、ZIPなどが主流。

 

圧縮ソフト

 

 ファイルの容量を小さくするためのソフト。多くの場合、複数のファイルを1つのファイルとしてまとめるアーカイブ機能も備えている。圧縮したファイルを利用するには元に戻す処理が必要になり、この作業を解凍、展開、伸長などと呼ぶ。

 パソコンで使う圧縮ソフトは大きく2種類に分けられる。1つは、ファイルを個別に圧縮するソフト。インターネットやパソコン通信で多く利用されており、フリーソフトやシェアウエアが多い。Windowsなら「Lhasa」などのLHA形式圧縮ソフトや「WinZip」が、Mac OSなら「Compact Pro」や「StuffIt」が定番となっている。これらのソフトで圧縮されたファイルの解凍専用ソフトもある。

 もう1つはハードディスク(HDD)などを通常の容量以上に使えるようにするためのもの。HDDへファイルを書き込む時に自動的に圧縮し、ファイルをHDDから読み出す時に自動的に展開する。ユーザーは圧縮・展開を全く意識せずにファイルを読み書きできる。MOディスクやフロッピーディスクにも対応している場合が多い。Windows 95/98にはDriveSpaceというソフトが付属する。

 

圧縮ファイル

 

 圧縮されたファイルのこと。一般的には、利用するために元の状態に書き戻す解凍作業が必要となる。圧縮ファイルの解凍を伸長または展開とも呼ぶ。この作業には通常、解凍用ソフトを利用する。圧縮ファイル自体を自己実行形式にし、ファイルアイコンをクリックするだけで自動的に解凍するようになっているファイルも多い。

 

アットマーク at mark

 

 「@」記号のこと。もともとは単価を意味する記号だが、インターネットの電子メールアドレスでも用いられる。heming@dream.comのように記述した場合、ユーザー名(メールアカウント)がheming、ドメイン名がdream.comであることを示す。

 

アップグレード upgrade

 

 CPUの交換、メモリーの追加、周辺機器の強化などによって、パソコンの性能を向上させること。パソコンメーカー自身が従来機種を使っているユーザー向けの有料サービスとしてアップグレードサービスを実施するケースもある。ソフトウエアの旧版から新版への更新は、バージョンアップ、アップデートなどと呼ぶことが多い。

 

アップデート update

 

 ファイルの内容を最新のものにすること。データファイルの場合は主に更新作業を指す。プログラムファイルの場合は新バージョンに置き換えるためのバージョンアップ作業を指す。

 

アップロード upload

 

 手元のパソコンにあるデータを遠隔地のコンピューターに転送すること。特に、ユーザー側のパソコンのハードディスクなどに保存しているファイルの内容を送信することを指す場合が多い。例えばホームページを開設する場合、手元のパソコンで作成したHTML形式のファイルを、プロバイダーのホストコンピューターに転送する。この転送作業を、HTMLファイルのアップロードという。

 

アドインソフト add-in software

 

 特定のアプリケーションに組み込んで機能を追加するためのソフト。MS-DOS用の表計算やワープロなどで主に用いられていた。例えば、ラベル印字機能のない表計算ソフトでも、ラベル印字を可能にするアドインソフトを使えば、表計算ソフトでデータをラベルに打ち出せるようになる。

 最近のWebブラウザーやグラフィックスソフトなどでも、機能追加のための組み込みソフトが利用されている。こちらはプラグインという呼び方が一般的。エクステンションという呼び方をするソフトもある。

 

アドミニストレーター administrator

 

 管理者のこと。特に部内などのシステムの管理を通常業務のかたわらにこなす人や、システムの管理を専門に行う人などをシステムアドミニストレーターと呼ぶこともある。財団法人日本情報処理開発協会では初級システムアドミニストレータや上級システムアドミニストレータの資格試験を実施している。

 

アドレス address

 

 データの管理のために、メモリーや入出力ポートに割り当てる識別番号。番地とも呼ぶ。

 CPUはアドレスを指定することで特定のメモリーや入出力ポートからデータを読み出したり書き込んだりする。

 

アドレス帳

 

 あて先のメールアドレスを登録しておき、送信する際にその中からあて先を指定するという、電子メールソフトの基本機能のひとつ。

 「複数のアドレスをまとめてグループとして登録できるかどうか」「受信したメールの送信者をワンタッチで登録できるかどうか」などといったアドレス帳機能の良し悪しは、電子メールソフトの使い勝手に影響する重要な要素になる。

 

アニメーションGIF

 

 複数のGIF画像を同じ場所で連続的に表示して動きを持たせる技術。セル画からアニメーションを作るのと同じ原理。複数のGIF画像から1つのアニメーションGIFファイルを生成するツールはフリーウエア、シェアウエアでも多く出回っている。

 

アニメーションソフト

 

 パソコンで動画アニメーションを作るためのソフトウエアの総称。グラフィックスやビデオ画像などを基にアニメーションを作成する。もともとホビー用が中心だったが、近年のマルチメディアブームの影響もあり、プレゼンテーションや教材作成などのビジネス利用が増えてきている。

 インターネット上ではWebページのアイコンやアクセントなどに利用されている。インターネットで使われている簡単なアニメーションはアニメーションGIF形式のファイル。数枚の画像ファイルを用意して、それらの表示順序などを指定するだけでアニメーションGIFを作成できるソフトが、シェアウエアを中心に登場している。

 また、インターネットのコンテンツとしてShockwaveを使ったアニメーションが増えている。Shockwave用のアニメーションを作成するソフトとして米マクロメディアのFlashやDirectorがある。

 

アプリケーションキー application key

 

 米マイクロソフトのNatural Keyboardで、Windowsキーと並んで採用された特殊キー。Windows 95/98で使用する。基本的にはマウスの右ボタンに相当する動作をする。ほかのキーと組み合わせて使用することにより、いろいろな機能を割り当てられる。

 

アプリケーションソフト application software

 

 ワープロや表計算、データベース、グラフィックス、ゲームなど、ユーザーが目的に応じて使うソフトの総称。アプリと略すこともある。コンピューターシステムを管理してユーザーの操作環境を設定するソフトをOS(基本ソフト)と呼ぶのに対して、応用ソフトと訳されることもある。

 

アプレット applet

 

 ほかのソフトの中で動作する各種ソフト。例えば、JavaアプレットはJavaで記述された小さなソフトで、Webブラウザー上などで動作する。

 

アラート alert

 

 警報の意味。パソコンではユーザーが危険な操作をしようとした時や、ノートパソコンでバッテリー容量が残り少なくなった時などに表示される警告メッセージを指す場合が多い。

 

アンインストーラー uninstaller

 

 アンインストール(削除)を行うソフトのこと。Windows 95/98用のアプリケーションソフトの多くは、自らを削除するためのアンインストーラーを搭載している。パッケージソフトとして販売されている汎用のアンインストーラーもある。

 

アンインストール uninstall

 

 インストールしてあるソフトウエアを削除すること。Windows 95/98では、インストールしたソフトの情報が、システムのさまざまな場所に登録されており、単純にフォルダーやファイルを削除するだけでは、正しくアンインストールできない場合が多い。そのため、Windows 95/98用アプリケーションソフトの多くは、自らを削除するためのアンインストール機能を備えており、コントロールパネルにある「アプリケーションの追加と削除」から呼び出すことができる。

 市販のパッケージソフトの中にも、アンインストールの機能を提供するユーティリティがある。これらは大別すると監視型と解析型に分類できる。前者は、各アプリケーションのインストール作業を監視しておいて、アンインストールの際にその逆の作業を行う。後者は、既にインストールされたアプリケーションを解析して、削除すべきファイルを判断する。

 

アンチエイリアシング anti-aliasing

 

 パソコンのディスプレイは細かい点(ドット)を使って画像を表示するため、文字や斜め線を単色で描画する場合にその輪郭のギザギザ(ジャギー)が目立つという現象が起こる。これを抑えるためにドットの間を描画色と背景色の中間の色で埋めることで滑らかな線に見えるようにする。この処理をアンチエイリアシングと呼ぶ。

 Windows 95/98ではサイズの大きな文字に対してアンチエイリアシングを施すことができる。Windows 95ではオプションのMicrosoft Plus!を組み込むことで、またWindows 98では標準で画面のプロパティから設定できる。

 

アンデリート undelete

 

 削除したファイルを元に戻すこと。

 Windows 95/98やMac OSでは、ファイルをごみ箱に入れて捨てる方式なので、ごみ箱を開いて必要なファイルを元に戻す。ただし、「ごみ箱を空にする」を実行した場合はごみ箱からも削除されてしまう。この場合は、アンデリート用のユーティリティを用いなければファイルを復元できない。

 MS-DOSではVer.5.0以降でundeleteコマンドを用意しており、ファイルを削除した直後であれば、このコマンドでそれを復元できた。

 

アンドゥー undo

 

 直前に実行した処理を取り消し、その処理を実行する前の状態に戻すこと。ほとんどのアプリケーションソフトがこの機能を持つ。ソフトによっては、直前の処理だけでなく、いくつもの処理をさかのぼった状態にまで戻れるものもある。

 

アンフェノールコネクター Amphenol connector

 

 米アンフェノールが開発したコネクター形状。転送方式などに関する規定はない。14ピン、36ピン、50ピン対応のほか、コンパクトにしたハーフピッチ・コネクターもある。

 

アンフォーマット unformat

 

 フロッピーディスクやMOディスクなどのメディアがフォーマットされていない状態を指す。メディアにデータを記録するにはフォーマットが必要不可欠。

 

 

 

イーサネット

 

 標準的なネットワークの規格。接続方法は1本の回線を複数の機器で共有するバス型とハブを介して各機器を接続するスター型がある。現在の主流はスター型の10BASE-Tや100BASE−TX。

 

イジェクト eject

 

 フロッピーディスクやCD-ROMなど、着脱可能な形式の記憶装置からメディアを取り出すこと。Windowsパソコンではイジェクトボタンを押すか、マウスの右クリックで表示されるメニューから「取り出し」と選択する。Mac OSではCD-ROMのアイコンをゴミ箱アイコンにドラッグするだけで自動的に排出される。

 

一括変換

 

 かな漢字変換の入力方式のひとつ。文節の区切りを指示することなく、複数の文節をかな入力してから、まとめて漢字に変換する方式。かなを漢字に変換する作業は、ユーザーが変換キー(スペースキーの場合もある)を押すことによって実行する。変換キーを押さなくても、次々と自動的に変換していく自動変換とは異なる。

 

一般保護違反

 

 Windows 3.1やWindows 95/98で、OSが使っているメモリー領域にアプリケーションがアクセスしようとした時に起こるエラー。アプリケーションのバグによって発生するものなので、ユーザー側での対処法はアプリケーションを強制終了するしかない。

 

イベント event

 

 キーボード入力やマウスボタンのクリックなど、ユーザーが行う操作や、ほかのプログラムからのメッセージの受信などを指す。イベントをきっかけに動作するタイプのプログラミング手法をイベント駆動という。

 

色温度

 

 白色の度合いを示す数値。単位はK(ケルビン)。色温度が高いほど白色は青みを帯び、低いほど赤みを帯びる。印刷物などとの調整のために、設定を変更できるディスプレイが多い。

 

色分解

 

 写真やグラフィックスなどの商業印刷で不可欠な、カラー印刷工程における前処理。

 オリジナルの色を印刷するには、まず元の画像をいったんCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色に分解し、各色だけのフィルム原版を作る。4枚の原版でそれぞれの色のインクを使って印刷機で重ねて刷る。これによって、オリジナルに近い合成色を出すことができる。基本的には、減法混色の原理に基づいている。

 色分解の方法を大別すると、カラーフィルターを使った写真撮影でフィルム原版を作る旧来の色分解方式と、高価なデジタルスキャナーを使ってフィルム原版を作る新しい色分解方式がある。極めて複雑なプロセスと高度なテクニックが必要なため、一般的には製版業者などに依頼する。またカラーDTPを扱うユーザーにとっては、アプリケーションソフトで色指定を行う際に、色分解に関する基本的な知識が必要となる。

 

色補正

 

 スキャナーなどの入力機器や、ディスプレイやプリンターなどの出力機器の色合いを修正すること。装置によって色の表現方法が異なり、同一の画像データであっても、ディスプレイに表示した場合とプリンターで印刷した場合では、色合いが必ずしも一致しない。そこで、異なる装置の間で同一の色を扱うために、表示や出力の色を合わせる必要がある。

 写真画像データの色の再現性を高めるために、色合いを調節することを指す場合もある。具体的には、逆光や蛍光灯の色被り、露出の過不足などを、フォトレタッチソフトなどで修正する。

 

インクカートリッジ ink cartridge

 

 プリンターが使うインクを組み込んだカートリッジのこと。インクジェットプリンター用では、印刷ヘッドがカートリッジと一体になっているものもある。熱転写プリンター用では、カセットテープのようにインクを付着させたリボンを巻き取る方式になる。同一メーカー製でも機種によって互換性がない場合が多い。

 

インクジェットプリンター inkjet printer

 

 インクを用紙に吹き付けて印刷する方式のプリンター。専用のインクを細いノズルの先端から微小な液滴として吹き出し、これを紙に付着させて記録する。ノズルの加工技術、インク噴射の制御技術、使用するインクの品質が改善されたことなどにより、90年代前半から一気に普及した。

 使用するインクの数は、CMYK4色か、CMYK4色に濃度の薄いカラーインクを組み合わせた6〜7色。濃度が薄いカラーインクを組み合わせて使うとインク滴(ドット)が目立ちにくくなり、写真画像などを印刷する場合、通常の写真プリントに迫る品質で印刷できる。

 インクを吹き出す方式には、キヤノンや米ヒューレット・パッカードが採用している熱を使う方式と、セイコーエプソンが採用している圧電素子を使う方式の2つがある。熱を使う方式は発熱素子を使ってインクに熱を加え、泡を作ってインクを吹き出す。圧電素子を使う方式は、印刷ヘッドに電圧をかけて振動させ、インクを押し出す。

 高い品質で印刷するには、コート紙や光沢紙などの高品質の紙が必要になる。最近はインクの性質や画像処理の改良により、従来にじみがちで画質が低いとされていた普通紙でもきれいに印刷できる製品が増えている。個人向けの製品は5万円以下が中心。デザイン用途などプロ向けには米アドビシステムズのページ記述言語であるPostScriptを搭載した製品も登場し、選択の幅が広がっている。

 固形インクを利用するインクジェットプリンターもある。固形インクに熱を加えて溶かし用紙に吹き付けて印刷する。米テクトロニクスの技術を導入してソニー・テクトロニクスが企業向けの製品を販売している。

 

インストーラー installer

 

 ソフトウエアをハードディスクにインストールする(組み込む)ためのソフトウエア。セットアッププログラムともいう。Windows用のアプリケーションソフトでは、「setup.exe」というファイル名になっている場合が多い。

 

インストール install

 

 ソフトウエアをコンピューターに組み込むこと。主にOSやアプリケーションソフトを利用できるように、ハードディスクにファイルをコピーしたり、設定を変更することを指す。セットアップと呼ぶこともある。

 最近のアプリケーションは、ほとんどがインストール用プログラムを備えている。ユーザーはインストール用プログラムを起動し、表示された指示に従って作業をすればインストールできるようになっている。

 パソコンを購入した時点でOSやアプリケーションがインストールしてあることを、プリインストールと呼ぶ。

 

インターネット Internet

 

 世界規模の通信ネットワーク。ネットワークのネットワークと言われる。LANを持つ大学や研究機関がそれぞれのサーバーコンピューターを相互に接続していった結果、ネットワーク同士が接続され、世界を網羅する巨大なネットワークに成長した。現在、接続に使用されている通信プロトコルはIPが主流。

 インターネット上で利用できるサービスや機能には、次のようなものがある。

 第一はWWW(World Wide Web)で、これはテキスト以外に画像や音声、動画など各種データを扱うことができるマルチメディアのデータベースシステム。ユーザーはInternet ExplorerやNetscape CommunicatorなどのWebブラウザーを利用することで、世界中のWebサーバーにアクセスできる。

 第二は電子メール。指定されたあて先やメッセージのフォーマットに従えば特定の個人にメッセージを届けることができる。パソコン通信サービスや、企業内LANの電子メールシステムとの相互乗り入れが進んでおり、異なるシステム間でもインターネット経由でメールのやり取りができるようになった。

 第三はネットニュース。インターネット内の電子会議室に当たる。テキストベースでさまざまな話題に関してやり取りが行われている。英語の会議室が中心だが、日本語が利用できるfjなどもある。

 これら3つのサービス以外にも、ネットワーク経由でファイルの転送を行うFTPなどがある。

 インターネットを利用するには、インターネットを構成するサーバーのいずれかにクライアントとして接続する必要がある。インターネットサーバーを所有している大学や研究機関、企業などに所属していれば、LAN経由で利用できるが、サーバーを持たない企業や個人は、サーバーを提供する商用インターネットサービス事業者(インターネットプロバイダー)と契約を結ぶ必要がある。

 商用インターネットサービスの利用形態のうち、主に個人ユーザーが利用しているのはダイヤルアップ接続と呼ばれる方式。電話回線経由でサーバーに接続し、インターネット内のほかのサーバーにアクセスする。接続にはモデムやターミナルアダプターが必要。

 

インターネットFAX Internet FAX

 

 ファクシミリのデータをインターネットのIPネットワークを経由して送受信する機器、また、その技術を指す。FAXデータを電子メールの添付ファイルに変換して送受信する。98年3月にRFCとして標準規格化された。FAX機器からFAX機器へのデータ転送のほか、電子メールソフトからFAX機器、FAX機器から電子メールソフトへの転送も可能。

 

インタフェース interface

 

 2つ以上の機器をつなぐ場合に必要な各種の手順、装置、技術、あるいはそれらの規格や仕様そのものを指す。OSとアプリケーションの接続・連携を規定したAPIなどのように、ソフトウエア同士の接続の仕方を規定したインタフェースもある。

 コンピューターの場合、仕事をさせるには本体だけでなく、ディスプレイ、ディスク装置、キーボード、プリンターなどデータを入出力するための周辺機器が必要になる。これらをパソコン本体と接続するためには、個々の機器に対応したデータ転送速度やタイミング、手順などを実現するインタフェースが必要になる。

 現在パソコンの周辺機器インタフェースとして広く使用されているものには、モデムなどが用いるRS-232C、ハードディスクやCD-ROMをつなげるエンハンストIDE、ハードディスクやスキャナー、MOをつなげるSCSIなどがある。最近ではUSBの採用も増えており、今後はさらに普及していくと見られている。

 

インタプリター interpreter

 

 プログラムのコードを機械語に次々と変換しながら実行するためのソフト。プログラムが実行されるには、最終的にはコンピューターに理解できる機械語形式になっている必要がある。インタプリターでは、プログラムを1行ずつ解析して機械語に変換し実行する。これに対し、プログラム全体をあらかじめ一括して機械語に変換しておくコンパイラーと呼ばれるソフトもある。

 

インタレースGIF interlace GIF

 

 主にインターネットで使われる画像ファイル形式の一種。インターネットブラウザーで通常のGIF画像を表示させると、データのダウンロードの進み具合に応じて上から順番に表示される。インタレースGIFでは、初めは画像全体がモザイク状に表示されるが、ダウンロードが進むにつれてはっきりしたイメージになっていく。このため、ユーザーは画像データのダウンロードが終わらなくても画像の内容をおおむね判断できる。JPEG形式での同様の技術にプログレッシブJPEGがある。

 

インデント indent

 

 文字表示の左端の位置を設定する字下げ機能のこと。Tabキーやスペースキーを押さなくても、文書中の特定の範囲の行だけ、文字の左端位置を変更できる。ほとんどのワープロソフトが用意している機能のひとつ。

 ワープロソフトやエディターソフトで文章を入力している時に改行を指定すると、通常はカーソルが次の行の一番左側に移動する。インデント機能を利用すれば、Enterキーを押して改行した時のカーソルの移動先を変更できる。

 例えばインデントの位置を4文字目に設定しておけば、Enterキーを押すことで次の行の4文字目の位置にカーソルが移動する。改行後の1行目だけを本文より左から表示できる機能を持つソフトも多い。インデントを使うと、書式が整った見やすい文書を作成でき、特に個条書きや会話文を文中で字下げして入力する時などに役に立つ。

 

イントラネット intranet

 

 インターネット技術のTCP/IPプロトコルやWebサーバーなどを使って構築した社内システムのこと。intra(内部の)とInternetの合成語。通常は社外と社内ネットワークの間に社外からの不正進入を防ぐためのファイアウオールを設け、その内側をイントラネット、外側のインターネットとして区別する。

 イントラネットのメリットは、比較的低コストで文書共有や電子掲示板などのサービスを構築できること。ユーザーはWebブラウザーさえ用意すればよく、インストールや教育に手間がかからないのもメリット。ただし、本格的に活用する場合では、既存データベースの検索やWebブラウザーからの書き込み、パスワードを使ったアクセス制限などが必要になってくる。こうした機能を実現するために、クライアントサーバー型のデータベースシステムや、グループウエアとWWWの技術を組み合わせる場合が多い。

 

インポート import

 

 あるアプリケーションで作成しているファイルに、ほかのアプリケーションで作成したデータを取り込むこと。単純に挿入するのではなく、データ形式を変換して取り込んだり、元データとリンクを張った状態で取り込めるようになっていることが多い。

 

 

 

ウィザード wizard

 

 マイクロソフト製品などが備えるガイド機能。表示される質問にユーザーが答えていくことで目的の処理が実行できるようにしてある。機能の名称を頭に付けて「グラフウィザード」や「クロス集計ウィザード」などと呼ぶ。

 マイクロソフトは92年10月発売のExcel 4.0を皮切りにほとんどのエンドユーザー向けアプリケーションでウィザードを採用、Windows 95/98でもさまざまな設定場面でウィザードを採用している。

 

ウイルス対策ソフト

 

 コンピューターウイルスに感染していないかどうかをチェックし、感染ファイルからウイルスを取り去る機能を備えたソフトのこと。ワクチンともいう。ウイルスを取り去ることを、駆除あるいは除去するという。ただし、すべてのウイルスを100%発見できるとは限らない。ウイルスによっては取り去ることができないものもある。

 実行するとメモリーに常駐させることができ、プログラムを実行する時や、インターネットなどからファイルをダウンロードした時にリアルタイムでウイルスを検出する。パソコン本体に差し込まれたフロッピーディスクなどをチェックして、ウイルスの感染を防止するなどの機能も持つ。圧縮されているファイルの中身もチェックできる。

 ウイルスは、種類によってその構造がある程度決まっている。この構造のことをパターンといい、ウイルス対策ソフトはこれをひとつにまとめたパターンファイル(シグネチャーファイルなどともいう)をもとにウイルスを検出する。このため、新種のウイルスが出現した場合はパターンファイルを更新したり、プログラム自体のバージョンアップが必要になることがある。

 

ウインドウ window

 

 パソコンの画面表示で、画面上に領域を区切って文書や画像などを表示する機能、またはその領域。画面の中に窓を開けたように見えることからウインドウと呼ぶ。Windows、Mac OS、OS/2などGUIのOSはすべてウインドウ環境を備えており、画面上に複数のウインドウを自由に重ねて表示できる。

 ウインドウは自由にサイズ変更できる。また、上端のタイトルバー部分には、最小化(画面から一時消す)や最大化(画面一杯に表示する)ボタン、ウインドウを閉じるボタンが付いている。

 最初に実用的なウインドウ環境を実現したのは、米ゼロックスが70年代に開発したワークステーションAltoだった。パソコンでは、米アップルコンピュータが83年発売のLisa(Macintoshの前身となるパソコン)で初めてウインドウ環境を実現した。

 

ウインドウズ windows

 

 マイクロソフトのOSのシリーズ名。現在のようにパソコンOSの標準的地位を確立したのは、1995年にウインドウズ95が発売されてから。1998年にウインドウズ98が登場した。これらは個人向けのOS。企業向けにはウインドウズNTがあり、2000年にはウインドウズ2000が発売された。2000年中にはウインドウズ98の後継OS、ミレニアムの発売が予定されている。

 

ウォーターマーク water mark

 

 透かし絵のこと。ワープロソフトなどでこの機能を備える製品がある。ウォーターマーク機能を使えば、文書の背景に社外秘などの文字やイラストを薄く刷り込むことができる。

 

上書き

 

 既に存在するデータを新しいデータに置き換えること。オーバーライトともいう。ファイルの上書き保存を実行すると、あるドライブに現在保存されているファイルを消去して、同じドライブに同名で新しいファイルを書き込む。

 

上付き文字

 

 数式に出てくる「X2」の「2」などのように、文字の右上に付く小さな文字のこと。

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