ユーザーインタフェース user interface

 

 ユーザーとパソコンが情報の受け渡しを行うための仕組み、規約、機器、ソフトウエア、作法、考え方などを総称したもの。

 ユーザーインタフェースは、文字によるコマンド入力/メッセージ出力を中心とするキャラクターベースのインタフェース(CUI)と、アイコンなど画像を使った表示やマウス操作が中心となるグラフィックスベースのインタフェース(GUI)に大別できる。パソコン用OSでは、MS-DOSはCUI、Windows、Mac OSはGUIを採用している。LinuxなどのPC UNIXの場合、X Windowというシステムと各種ウインドウマネージャを使ってGUIを実現している。

 CUIではキーボードからのコマンド入力を中心にパソコンを操作する。一方、GUIでは画面上のアイコンや図形そのものをマウスでクリックすることでパソコンを操作する。グラフィックスデータの処理量が大きくなるためCUIより高性能なハードウエアを必要とするが、操作が直感的なので初心者に分かりやすく、操作法の統一が図りやすいといった利点がある。

 

ユーザー辞書

 

 日本語入力ソフトで、固有名詞や企業・職種に特有の用語などで辞書にない単語を、ユーザーが独自に登録しておくファイル。いったん登録しておけば、普通の語句と同じように変換できるため、変換効率が高くなる。ユーザー辞書に単語を登録する際に、品詞や意味的な属性なども情報として加えられるものが多い。

 

ユーザー登録

 

 ソフトウエアを購入したユーザーが、プログラムの正規ユーザーとして登録されること。パッケージソフトの場合、同封されているユーザー登録カードをソフトハウスに返送することで、登録手続きを行う。ユーザー登録により、ソフトウエア使用許諾契約を締結すると同時に、ユーザーサポートやバージョンアップの権利を入手できる。

 

ユーザー補助

 

 Windowsが持つ各種操作補助ユーティリティの呼称。目や、耳、体の不自由なユーザーが操作しやすいように、ユーザーインタフェースを変更できる。例えば、画面の一部を拡大する拡大鏡、警告音に代えて画面をフラッシュする機能、複数のキーを同時に押す操作を、順次押すことでも代用できるようにする機能などがある。

 

ユーザー領域

 

 メインメモリーのうち、アプリケーションソフトが利用できる領域のこと。一方、OSなどのシステムが利用するメモリー領域のことをシステム領域という。

 

ユーティリティソフト utility software

 

 主にコンピューターの機能や操作性などを改善するソフトウエアの総称。ディスク圧縮やメニュー、スクリーンセーバー、メモリー管理などさまざまな用途に向けたものがある。

 ユーティリティソフトの多くは、OSが提供する機能で使いにくい部分を改善するために登場する。一方、OSは機能強化の過程でこういったユーティリティソフトの機能を取り込んでいく場合が多い。そのため、OSが新しくなる度に、ユーティリティソフトの新製品や機能強化版が数多く登場する。シェアウエアやフリーソフトとしてオンラインで提供されているものも多い。

 

郵便番号辞書

 

 郵便番号についての日本語入力ソフトの変換辞書。郵便番号辞書を利用すると、郵便番号を入力して変換操作を実行すると、該当する地域の住所を表示できる。住所から郵便番号を調べられるソフトもある。

 

ユニコード unicode

 

 世界各国の文字体系に対応させた統一文字コード。すべての文字を2バイトで表すことで、アルファベットや漢字などを統一的に取り扱うことができる。Windows NT、Windows 98の一部やMac OS 8.5以降で採用している。Windows 2000でも採用される。

 米アップルコンピュータや米マイクロソフト、米IBM、米サン・マイクロシステムズ、米ノベルなど、OS開発を手掛ける米国企業が中心になって設立したユニコードコンソーシアムが提唱した。93年にはISOの標準(ISO/IEC 10646)に採用され、日本でも95年にJIS X0221としてJIS規格に定められた。JISの第1水準、第2水準、補助漢字のコードがユニコードに割り当てられている。従来のJISコードで作成されたシステムとデータをやり取りする際には変換作業が必要になる。

 現在、英語などアルファベットを使用する言語は1文字を1バイトで、漢字を使う日本語や中国語などは1文字を2バイトで表している。このため、1バイト用に作成されたソフトを2バイト用に変更するローカライズの作業では、文字数の数え方などソフトの細部に及ぶ大改造が必要だった。ユニコードでは、一部の例外を除いてすべての文字を2バイトで扱うため、こうした不都合がなくなる。

 ユニコードを採用したOS向けのユニコード対応アプリケーションなら、英語版のままどの国の言語のOSでも利用できるようになる。ただし漢字については、日本と中国で異なる漢字に同じコードが割り当てられているといった問題が指摘されている。

 

要約機能

 

 Word 2000や一太郎9、ジャストシステムの検索ソフトインターネットブーメランなどに搭載されている、文章の要点を指摘する機能。長文の中で文章ごとの重要度を自動判定し、重要な文だけ強調したり抽出する。指摘する文章の量は、全体に対するパーセントなどで指定する。